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ロシア、ウクライナ侵攻開始

22日、プーチンはウクライナ東部、親ロ派占領地域の独立を承認し、

同地の治安維持と唱してロシア軍の派兵を指示した。実質的な軍事侵攻だ。

(地図:日経)

昨日、ロシアルーブルは急落、ロシア株も10%安だった。

 

このタイミングでの侵攻は、2014年のクリミア併合の際と全く同じパターン。

あのときもソチオリンピック閉幕直後に侵攻を開始した。

 

先週末、バイデン大統領は「プーチンがウクライナ侵攻を決断」と発言していたが

その通りとなった。

この発言は「米はロシアに一歩も譲歩しない」とのバイデンの意思表明。

強い姿勢が政権支持率回復の手立て、との思いもあったのだろう。

 

 

ロシアもウクライナのNATO加盟は絶対に容認したくない。

ウクライナ首都のキエフは、ロシア民族にとって

”日本人の京都”にあたる場所とのこと。

 

ウクライナに、自らNATO非加盟を宣言させる、との折衷案もあるとのことだが、

ウクライナは主権国家として加盟したい意向を持つ。

 

この対立は、落し所を見い出しにくい点で厄介だ。

 

ウクライナ国境地域は、大地が凍っていないと戦車がぬかるんで動けなくなるらしく、

陸路で侵攻するなら2月中がタイムリミットだったようだ。

事実上の最後の1週間、でプーチンは動いた。

 

こうした状況下、中国は冷ややかな態度を貫いている。

特にロシアをサポートする姿勢でもない。

なぜなら、台湾の手前 もあるが、今年はどうしても良い年にしたいのだ。

習体制3期目、独裁ヘ向け足場固めの重要な年、5年に1度の共産党大会の年だ。

おめでたいお祭りの年、にしたいのだ。

だから、まずは五輪を北京で開催した。

戦争で経済混乱や景気悪化、などは避けたい。

 

米ロ中、どこも、他国の事情は構っていられないのが

本当のところ、らしい。

 

プーチンも、クリミア併合時には非常に支持率が上昇した。

この侵攻で人気を回復し2024年の大統領選への足ががりとしたいのだろう。

 

北京ではパラリンピックも開催されるが、オリンピックしか

プーチンは待たなかった。

 

大きな犠牲を代償に、本当に侵攻を開始したプーチン。

西側の態度が試される。

 

 

皆さん、リスクにGOLD!インフレにもGOLD!!

言った通り(笑)。 買いましたか?

さらに大きく上がってからでは、手遅れ。

 

最高値で買うの?

いやいや、長い目で見れば、まだ相場はこれから。(笑)