プーチンは当初、クリミア紛争のような展開を望んだのかもしれない。
実質支配、そしてロシア国民からの支持率は上昇し政権安泰。・・・
しかし、大きな誤算が生じている。
この期に及んで、侵攻前のように世界がプーチンを認めることはもうなく、
従って彼にはもう退路が無い。
戦線長期化はロシアに不利。
寒さが緩むとウクライナのぬかるみが解凍し戦車は動けなくなる。
ただ彼には、背水の陣で戦うしか、道がないのではないか。
その状態に追い込まれてしまった、ともいえよう。
「窮鼠猫を噛む」
最後は核を使うことも無しとせず、と考えざるを得ない。
彼は戦いを止められないのだ。止めたらやられる、と考えるだろう。
彼には振り上げた拳を下ろす場所が、無い。
やはり、最後はロシア国民に期待したいところだ。
このままでは国家の経済は破綻し、金融危機になる。
というか、もうなっている。第2のロシア危機だ。
このままではロシア人は生きてゆけない。
ロシア国民の大半は、プーチンの犠牲者。
相手を悪者にする偽装ニュースはプロパガンダ。
もう分かっているはずだ。
ソビエト崩壊時を思い出し、独裁者プーチンを、
一致団結して引きずり降ろして欲しい。
ロシア軍にはクーデターを起こして欲しい。
彼の言うことを聞いてはいけない。
核を使えば、自分も生きてゆけなくなるのだ。
核を使おうとする人間は、人類すべてを敵に回すことに
なると知らしめるべきだ。