キエフに侵攻していたロシア軍が後退、との報道。
ウクライナ軍の攻勢が続いているようだ。
そうであれば、朗報なのだが、・・・
なんか、素直に喜べない。
ロシア軍の装備が古いとか、士気が低いとか、・・。
本当にそれだけなのだろうか。
ロシア軍の軍事作戦の失敗、はあるのだろうが・・
ロシアには最新兵器は無いのか。いやあるはずだ。
核兵器に加え、化学兵器、生物兵器など
恐ろしい攻撃力を持つ大量破壊兵器だ。
ロシア軍の劣勢は、これらを使う方向にプーチンが
舵を切る重要なきっかけになりかねない。
”攻められたから使わざるを得なかった”と
ウクライナの進軍を、危険な大規模兵器を使う口実にするために
いったん下がっているだけではないのか。
広範囲に向け化学兵器、核兵器を使うために、自国の軍に
被害が及ばないよう下げているのではないか。
プーチンには、戦争を続けるという選択肢しか
もう残されてないように思える。
彼にとっては、和平などない。世界が彼を認めるはずもない。
彼が戦いを止めても世界から激しい制裁を受け続けるだけだ。
世界中を敵に回した彼に、国際社会では既にもう居場所は無い。
ウクライナ軍がロシア軍の侵攻を押し返していることは
大変素晴らしいことだ。祖国を守る勇気に敬服する。
ただ、逆に大きな危機が迫っているようにも思えて、
どうも落ち着かない。
選挙で選んだ大統領プーチンを引きずり下ろすのはロシア国民だ。
ロシア軍の戦死者が増え、食料が不足すれば、ロシア国民も目が覚める。
ただ、間に合うか。