今年の年始セミナー、株メンターびっくり予想でドル円125円、と
お伝えしたが、あっさり黒田ラインの2015年125.85円をも越えてきた。
13日に126.31円まで円は値下がり。20年ぶりの水準。
最近は悪い円安、などと円安をプラスに見ない傾向もある。
輸入インフレを招くし、また経常収支が赤字に転落すると
懸念されている。
確かにそうだがしかし、悪いことばかりでもない。
日本株はPER、PBRで見て割安なうえ、
円安は海外投資家から見れば、日本資産のバーゲンセールだ。
日本の不動産、Jリートも同様に、海外勢にとって安く買うチャンス。
今まで投資してきた欧米株は割高なうえ、インフレ高騰で
欧米金利は大きく上昇する懸念がある。当然、上値は買いづらい。
高PERのグロース欧米株から、低PERのバリュー日本株へ
円安を機に資金の流れが転換していい。日本は利上げも当面なし。
海外投資家が目を覚ますことを期待する。いよいよ、
米ロング、日ショートをアンワインドする時だ。