色んな街を訪れて散歩、ジョギング。
ラン姿で電車、は、まあご愛敬。
最近木にハマっています。街路樹。
今まで何十年、木の名前は全く気にしてなかったので、
何の木か全く分からなかったのですが、
ここ何年か気になるようになって、
街路樹、木を見に行きたい、と思うようになりました。
木陰のランなら夏でも心地よいし。
ウチの近所はクスノキとイチョウ、ケヤキ。東京によくある街路樹。
また、例えば、霞が関官庁街は、私の好きなユリノキ、
そしてトチノキの街路樹があります。
立派な木々、そして水辺の素敵な風景も楽しめる場所、
なかなかいい所はないですが、都内で随一なのが、
水元公園ではないでしょうか。
葛飾区、埼玉との境、江戸川を越えたら松戸、という場所。
3つの都県にまたがる場所です。
最近自転車で行って非常に気に入り、2回行き、そして昨日はランです。
松戸まで電車で行って、江戸旧家、戸定(とじょう)邸を見物してから
江戸川の葛飾橋を戻り、水元公園へ。
しかし途中、道を間違えしばらくジョギングしていると水辺の公園へ。
そこが、埼玉県立みさと公園。
実は、水元公園の水郷を挟んで対岸にあるのが、このみさと公園。
水元公園に行ったとき、「対岸も良い景観だなあ、どうやって行くのかな」
と思ってみてました。
迷って、その対岸に来ることができました。
公園に入るまで残暑の日差しが厳しかったのですが、
最初に出迎えてくれたのが、いきなりメタセコイア!
湿地を好み、「生きた化石」と言われるほど太古の昔から
生息してきた種です。湾岸の公園にも多く植樹され、
お台場ビックサイトのエントランスなどにもあります。
水元公園にメタセコイアの森があり、それが私には
最大の魅力の1つだったのですが、それがみさと公園にもありました!
そして、No1の感動は、トウカエデ(唐楓)の森。
その森を抜ける周回のジョギングコースがあります。(上)
樹皮がバサバサとしてなめらかでなく、そこが味わい深いし、
作り出す木漏れ日が最高に涼やかな木です。
トウカエデは、ウチの近所、浜離宮庭園の奥に立派な木があり、
そこで会って以来気に入っている木です。
昨日は午後から日差しが強くなったので、その木陰が最高に
気持ちよく感じました。
こういう心地よい記憶は、心と身体に深く深く残ります。
撮っても写真ではうまく残せません。
最近、緑の恩恵をとても感じ入るようになりました。
歳でしょうか。でもとても幸せなことだと思えます。
若い時には気づきませんでした。
結構ウチから距離はありますが、
他では味わえません。また行くでしょう。
ちなみに、水元公園、みさと公園は金町駅が最寄りです。
バスも金町駅から出ています。
私は以前、自転車で松戸まで行き、その帰りに水元公園に
行ったので最寄りが松戸かと思ってました(笑)。
結局昨日は、千葉→東京→埼玉→東京、と巡ったんですね。
水元公園もみさと公園も、日本ではないような
海外の、そう北欧の夏の公園のようですよ。
そういえば、昔行ったストックホルム、スカンセンを
彷彿とさせるほどの、日本離れした景観です。
いつかぜひ。