「コロナ禍、終わりが視野に」とWHOテドロス事務局長が宣言(15日)。
日本は感染収束に伴いインバウンドの全面解禁へ徐々に準備中、
そして、既にコロナを完全に無視し経済活動を元に戻しつつある
欧米からも、感染再拡大の報告はない。
中国でのロックダウンは聞こえてくるが、これも早晩解消するのではと期待したい所だ。
いよいよ、本当にコロナ禍が世界的に終息に向かうのか。
なぜ収まるか、理由はともかく、そうあって欲しい。
世界をインフレ時代へ転換させた、コロナ禍。
ではコロナが終われば、世界のインフレも収まるか?
高インフレの欧米では、簡単には元に戻らない。
賃金や家賃のインフレは、一度本格上昇を始めると、すぐ元には戻らない。
欧米では利上げをまだまだ続けざるを得ない。
経済は減速、特に欧では深刻な景気後退が必至だ。
一方日本では、インフレは始まったがまだ低水準。
黒田さんの次の日銀総裁も、大幅に利上げする必要はない。
また、この円安が、インバウンド需要に火をつける。
海外旅行者にとって今、日本旅行は大バーゲンだ。
日本で買い物すれば、なんでも激安(笑)。
日本好きの外国人は世界中でウズウズしているに違いない。
ここでコロナが終息にむかえば、日本が経済成長を最も
期待できる国となり得る。
やはり、割安な今の日本株には、魅力がある。
海外株が上がらなくとも、日本株が上がる要素は十分ある。
当面米FRB、そして今後はECBに、日本株が振り回されることに
なるとは思うが、そんな時こそ日本株買いのチャンスではないか。
ちなみに、海外株投資はやめて欲しい。高金利に相場は耐えられない。
何度も言うが、海外株投資の良かった時代は、昨年でもう終わっている。