実は9月下旬から、ドルは総合的にみて強くない。
ドルインデックスでは、ドル高値は9/28。ドル円は144円台だった。
だからその後の円安は、ドル高由来ではない。
ドルインデックス、足元で一段安。(図)
PMI、住宅など景気指標が弱く金利が低下している、ともいえるが
そもそもFRB利上げ加速を30円以上織込んできて、そろそろめ一杯、なのでは。
米景気減速が鮮明になれば、ドル安へ相場は転換する。
米金利はまだ今後も上昇するが、その程度は概ね想定できる範囲に
収まってきた感がある。
私なら、もう円安にはベットしない。
効かないはずの為替介入、結果効いた形になるかもしれない。
先日の5.5兆円といわれる大規模介入の前にも、覆面介入は
結構入っていたのでは、そして効果が無かったのではないか。
財務省も安堵、かもしれない。
「しているかどうかは言わない」は
「してるけど言えない」にしか聞こえない。
先日も指摘したが、介入のタイミングは、的確だ。
財務官も、ドルインデックスを見ながら介入してる、のかな。