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11月FOMC、株下落。 パウエルは中間選挙前に、緩和スタンスを言えるはずない

11月FOMC0.75%利上げ、ノーサプライズ。

ただ、政策金利上限(将来どこまで上げるか)が

4.6%から上方に修正されよう、とパウエルは指摘。

株価はこの指摘で下げた。

12月の利上げ幅に対しコメントなし。

 

肝心の物価指標PCEは、先日書いた通り、まだなんら

インフレ収束の兆しをみせていない。

 

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そもそも、中間選挙の直前で、インフレ退治の手を緩める、とは

バイデン大統領の手前、口が裂けても言えないはずだ。

 

8月、10月の市場の過度な期待は、買い手のポジショントークだ。

勝手に事前に期待しては、パウエルのスタンスの変わらない発言

を聞いては失望を繰り返す。愚行が繰り返される。

勝手な期待をした人が、責めを負うのは当然だ。

データは伴っていない。

 

彼はタカ派に転じたから、2期目の議長になれたのだ。

インフレ退治のため、景気を冷やし株価を下げようとしているのだ。

何度も当コラムで指摘した、忘れてはならない。