今回の米CPIはyoy+7.7%、予想を下回る伸びに留まった。
コアCPIは+6.3%、共に事前予想を下回り、
12月も0.75%利上げを警戒していた向きに安心感が拡がり
金利低下、株高となった。
さらに劇的に反転したのが為替相場。
ドル下落でドル円は一気に140円割れ、138円台まで。
再三指摘した通り、ドルが反転、財務省の介入が結果効いた形となった。
(効いた、というか、タイミングが良かった、ということ)
円安時代一旦終了、逆の動きも早そうだ。
今後の焦点は、物価がどう下がるか、下がらないか、だ。
来月CPI発表も重要。
今回のような物価安定傾向が続くか、あるいは低下は一時的、となるか。
財のインフレはピークアウト、しかしサービスのインフレは高位だ。
両者のせめぎ合い、の局面が続こう。