バフェットが日本の5大商社を直近で買い増した。
(画:三井物産月足10年)
このタイミング、なるほど。(笑)
バフェットは、ミクロ重視でマクロは軽視せよ、
外部環境に振り回されず企業の中身だけ見よ、と強調するが、
行動をみていると決して企業分析だけではない。
マクロの変化についても、的確にタイミングを捉えた投資判断をしている。
この買いから彼の足元のマクロの見方に対し以下の示唆が得られる。
バフェットによるマクロエコノミーへの示唆
1ドル安円高は終了。だから、安い日本株を今のうちに買い、と判断。
2物価高騰の継続。インフレは収まらない。
だからインフレメリットの商社を追加投資。
バフェットは、多くのヘッジファンドとは逆に、石油株も買い増している。
インフレ時代に一旦入ると、高物価は簡単に収まらない、ということだ。