原油相場はWTIで先日一時73ドル台、80ドルを割れ、1年ぶりの安値に沈んだ。
しかし、資源株が非常に底堅い。鉱業株だ。(図:東証鉱業株指数、週足均衡表)
株価は明らかにこの冬以降の原油、LNG等の再上昇を
待っているようにみえる。
そうでなければ株価は大きく底抜けするはず。
80ドル割れは産油国が黙っていない水準だ。財政悪化が懸念されるためだ。
このままならOPECが動くだろう。
資源価格は、再上昇の可能性がある。
ぬかるみが凍り陸路で動ける冬場に向け、劣勢が伝えられるロシアの
反転攻勢が始まることを見越しているか。
ヘッジファンドでは資源株を売る向きもあるようだが、
足元で石油株を買い増すバフェットが正解なのではないか。