今、米ビジネス界トップの来日が目立つ。
バフェットだけでなく、米大手運用会社ブラックストーンCEO、
スティーブン・シュワルツマン氏も来日し3/31に岸田首相と面会、(上左)
また話題のChatGPTのアルトマンCEOも来日し首相と面会、(上右)
日本に研究開発拠点の設置検討を表明した。
またそういえば先日、日本が主導するTPPに、EUを離脱した英が加盟した。
半導体では、世界の覇者台湾TSMCの新たな製造拠点が熊本、千歳に決まった。
TSMCが、台湾1極の生産体制からの分散を進めていることが背景だ。
欧などの首脳の中国詣でが目立つ昨今だが、日本も捨てたものではない。
運用会社やハイテクのトップ来日は、意義深い。
決して無意味な訪問ではない。ではなぜ今か。
低成長にあえぐ国に変化の兆しを見ているとも思うし、
低成長で株価が安いから、だとも思うが、
それだけでなく、米中対立が背景にあるのではないか。
中国、香港、台湾に見出してきた投資機会が失われつつある今、
彼らは代わりの場を探す必要がある。
日本にとっては、ライバルが凋落してくれたお陰で相対的に浮上しているのだ。
世界経済の米中による分断が進む中で、
米側、西側世界での日本の地位が大きく向上している。
米中対立、経済分断は、ネガティブ面ばかりが懸念されるが、
日本にとっては空前の、そして最後の、大チャンスだ。
米中対立が皮肉なことに、海外資金を呼び込む最大の好機を
日本に与えてくれている。
我が国は、背水の陣で、全力でこのチャンスを掴まねばならない。
海外から資金と人を呼び込まねば、日本に未来は無い!
だが成功できれば、日本株は何倍にも上昇可能だ!なにせ、安い!(大笑)
人口減少?、なら人を海外から呼べばいい!子育て支援だけでは間に合わない。
日本に、世界の人を惹きつける大いなる魅力は、ある。
だから、CEOが来日するのだ。