日本株、上期は大幅上昇。下期も休憩を挟みながら、それでも基調は堅調だろう。
ただ、銘柄を広く眺めていて気づいた。
超激安銘柄が急速に減り始めている!
まあこれだけ上がったので当たり前だが。
総合商社はPBRで1倍を大きく割り込み0.5倍、程度だったのに、
5大商社はもう皆1倍付近かそれ以上。
配当利回りでも、6%を越える超魅力的銘柄が年始頃までそこそこ
あったのに、足元で一気に減り、主力銘柄ではほぼ皆無となってきた。
銀行株などは、主力行でもPBR0.3倍、いや0.2倍台、地銀株などは0.1倍台と
破綻を織込むような異常な株価だったが、あっという間に修正されつつある。
まあまだ安いは安いが。
私の感覚からすると、もう超激安で買える時代、最もオイシイ安さの時代は
終わってしまった、とも言える。
のけ反るような、ヒリヒリするような(笑)、あの異常な値段はもう過去のものだ。
すでに、超激安➡安い に変わりつつある。
早くしないと、この安いも、あっという間に霧散する。
私が、日本株の相場が変わった!と大声を張っているのは、そのためだ。
「押し目待ちに押し目なし」
私の感覚だが、
「ここまでの相場で買えてない人は、もうひと相場逃している」
のではないか。
バリュー銘柄は、天井が決まっている。
極端に割高にまで買われることはない。
つまり、バリュー相場では、安く買うことが勝負の最大のポイント、なのだ。
今からでも遅くはないので、買えてない人、この相場に乗って欲しい。
日本株は大きな上昇相場の中にいる。選べば、安いものはまだまだある。
ただ超激安銘柄は、待っても超激安にはもう戻らない。
激安で買うのと、安い所を買うのでは、リターンに劇的な差がある。
何を選ぶか、銘柄選択の戦略については、22日にお伝えする。