世界3大格付け会社の1つ、フィッチが今朝、米国債格下げを発表。
格下げの理由は、今後3年間にアメリカの財政が悪化する懸念や
政府の借金の上限、債務上限問題にみられる政治の混乱等、とのこと。
5月に債務上限問題で荒れたのを思い出す。
米連邦債務は対GDP比で130%を越え、WW2戦時を越え、目下史上最悪。
(図:日経)
※グラフは2030年予想まで記載。
今後の赤字削減で比率を下げるとの予算局の勝手な予想。
米国債の格下げは、S&Pが2011年8月に同様の格下げをして以来12年ぶり。
当時マーケットが混乱、株も急落した。
今朝の日本株もその影響で寄りから下げている。今晩のNYを見たい。
フィッチも事前にワーニングを発していたので、
影響は大きくないとの意見もあるようだが。
楽観で押し切るか、冷や水を浴びるか。
月初からさっそく、荒れる8月の気配。