先週末、米株は大幅反落。
今の米市場の重要な目印、といえば
もちろん、NVIDIAだ。
高機能な半導体、GPUの世界的メーカー。
AIブームの恩恵で利益が急増中の目下世界唯一の企業だ。
この企業の影響で日本市場でも半導体ブームが続いてきた。
NVIDIA8月の決算では、倍増近い増益。
度肝を抜く内容だったが、株価はなんと上値が重い反応。
500㌦越えを目指したが、抜けなかった!(図 日足)
どうやら好業績は、それまでの急騰で株価に織り込まれていたようだ。
なにせ年始から3倍以上。
そしてついに、昨日株価は大切なポイント450を下抜けたように見える。(図)
ただ、移動平均で25日線を下抜けたものの75日線で週末は止まった。
台湾の半導体受託製造世界一メーカー、TSMCが
製造装置納入の先送りを各社に要請した
との報道がきっかけで、金曜は米半導体株が総じて軟調だった。
この株が一旦天井を打ったとしたら、その意味は大きい。
NASDAQなどは、上昇が半導体ブームに支えられていた面が大きいためだ。
NASDAQ上昇の転機になる可能性がある。
当然、日本の半導体関連企業、ハイテクの株価にも影響が及ぶ。
NVIDIA、業績より株価に注目だ。
kabutan米国株、サイトを開け、コード「NVDA(nvda)」で参照可能。
皆さんも、日々見ておこう。
米株の行方、ヒントが、この銘柄で分かると思います。