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米長期金利コロナ後高値更新 金利裁定という大原則

今回米FOMCでパウエル議長は、利上げこそしなかったが

市場が期待するほど、来年利下げもしないよ、と楽観論を否定。

 

米株市場の過剰な楽観は、また裏切られた。

 

米金利は下がらない、インフレは収まらない。

米CPIが2%に向け低下することはない。

何度も何度も、株メンターがコラムで繰り返している通りだ。

 

2023年08月15日 - 米、これが「悪い金利上昇」

 

悪い金利上昇は続く。

米長期金利は21日、コロナ後高値更新、約16年ぶりの高水準。

(図;米10年金利5年)

 

恐らく、

米債券を買いたい(金利低下を見込む)投資家、ヘッジファンドが山ほど居て、

彼らがまた投げさせられたため、長期金利急騰となったのかもしれない。

最近はボンド投資家も、かなりクレージー。値動きが極端だ。

 

 

これでなぜ株は値持ちするのか??

NYダウは3万以下?

NASDAQはもっと下げて当然。

 

 

金利裁定、は金融市場の大原則。

金利高で株高、は矛盾。

 

どちらかが間違い。

 

 

それを、市場見通しコラムで2回、

「目印」の動きから指摘したのだ。

やはり正しい「目印」だ。

 

 

米経済は、トランプ+バイデンの

コロナばら撒き大財政出動、という

モルヒネ注射で、一時的に酔っている

だけだ。失業者に手当を配り過ぎた。

 

しかし、じきにヤクは切れる。

 

 

金利を1年ちょっとで0→5%超にまで上げておいて

経済にブレーキが掛からない訳がない。