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大発会は、その年を映す

「大発会は、その年を映す」

相場格言にいかにもありそうだが、

こんな言葉は、ない。(笑)

 

ないのだが、あってもいい位に思う。

意外に大切、と思っている。

 

 

通常、新年の始まりでおめでたい中、市場が平静なら

ご祝儀相場で上がるのが、大発会なのだ。

 

だから特に、大発会が弱いときは、気になる。

 

今日の日本株、途中の下げは、地震が原因ではない。

TOPIXは上昇だし、日経も下げ渋りだ。

 

問題は米株、海外株だ。

 

 

相場の有名な年末年始の大天井、は記憶に残る。

 

平成バブル、日本の史上最高値のピークは、1990年の今日、1/4だ!

 

ITバブルも、1999年末、大納会までの、ソニー3日連続ストップ高、でド高値を付けた。

 

そういえば、SP500の史上最高値は2年前、2022年の1/3!

そして、このまま下げれば、2年前と昨年末の見事な4800ダブルトップ!!(画:SP500 5年)

 

 

私の勝手な直観では、今年もここが重要な高値、となる気がしてならない。

日本株ではなく、米株、の話だ。

 

日本株は今日の動きを見ても、底堅い。米株とは違う。

 

 

米市場の無節操で過大な利下げ期待が、年末膨らみ過ぎた。

公表されたFOMC議事録では、今後利上げすらあるかも、と指摘している。

 

 

やはり、波乱の予感。