昨日発表の米1月コアCPIは予想3.7%に対し、3.9%(図)。
以前からセミナー等で指摘していたように、コアCPIは4%付近から、下がりにくくなっている。
サービスインフレが収束しないからだ。
家賃と賃金、だ。
皆さんに伝えていた通り、コアCPIは4%付近で下げ止まってきた。なんか嬉しい。
市場の過剰な利下げ期待は、月初の強い雇用統計とこのCPIで、
完全に間違っていたことが明白になった。
2024年02月02日 - Big surprise‼ インフレは収まらない@1月雇用統計
FRBは利下げを今年5~6回もできるわけない!
先月まで、”利下げは3月から年6回”などと吹聴してたが。
いつから利下げは出来るのか?
ていうか、米は利下げなど、できるのか??
これから少しでもエネルギーが上昇したら、完全に利下げシナリオは消える。
株も債券も、市場は反省させられる。
ばら撒かれたマネーに酔った愚かな米投資家のせいだ。
金利は下がれない。米株も上がれない。
彼らはポジショントークでパウエルを翻弄したが、ただ
自信の無いパウエルは、本当に翻弄されそうになっている。
まったくヒヤヒヤする(笑)。
パウエルも、しっかりせよ。市場の戯言に振り回されるな!
利下げなど、夢物語かもしれない。