ロイター報道(25日9時50分)によると、財務省内で神田財務官は記者団に以下語った、とのこと。
足元の円安は経済のファンダメンタルズに沿っておらず、投機によるものだと指摘、
日本経済に悪影響を与えるもので容認はできないと語った。
その上で、行き過ぎた変動にはあらゆる手段を排除せず適切な行動を取ると強調。
「常に準備はしている」と述べた。
日米金利差が縮小方向にある中での足元の円安進行は「投機が背景にある」と語った。
正直、足元の円相場は投機的には見えない。
やはりドル円152円が、神田財務官の、財務省の防衛線。
2022年、23年と、ドル円高値は151.9円。(3年週足と日中足)
変動の大きさではなく、水準が、財務省にとって問題のようだ。
日本は、すぐ利上げはないだろうが、賃上げが続きインフレも続く。
一方米は、インフレは収まらないのだが、パウエルは利下げをしたいようだ。
ドル高もいっぱいいっぱい、かも。