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「ブラックスワン」ファンドの警告

「ブラックスワン」(予期せぬ極端な事象)に対するリスク緩和に特化したヘッジファンド、ユニバーサの創業者で最高投資責任者(CIO)のマーク・スピッツナゲル氏(左)は、ロイターとのインタビューで
『米国経済が金利上昇にもかかわらず急成長を続ける「ノーランディング」シナリオに入ったという考えには懐疑的で、金利上昇はいずれ「人類史上最大の信用バブル」を破裂させるだろう
『今の経済は低金利の上に成り立っていて、利下げに踏み切るのは経済がリセッション(景気後退)に転じるのが明らかな場合で、市場が暴落しているときに慌てて利下げするだろう』
と語ったとのこと。

 

 

・・そう、その通りだと思う。

米10年債金利は、コロナの際、史上最低の0%(0.318%)まで下げた。
過去200年で、1度もない低水準だ。
過去最大のバブルが起きても、何もおかしくない。単純な話だ。
米株は、それが今、ではないか。
FRBが利下げできるのは、
インフレの進展で今後さらに高金利になり、それにより景気が大きく悪化してから、
と指摘しているのだ。
同ファンドはコロナ禍でもショートで大きく儲けたらしい。