トランプは自身が立ち上げたSNSで
23日、足元で進む円安について
「大惨事だ」と投稿したそうだ。(日経)
米国の製造業にとって輸出の競争力が
低下したと危惧して、とのこと。
私が従来から指摘してきた通りだ。
彼は、国内製造業贔屓だ。
鉄鋼だけでなく、自動車、石油化学他エネルギー産業の味方となり、
労働者からの支持を取り付けようとしている。
ドル高だと輸出が滞り、これら産業の逆風だ。
当然、11月の次期大統領選で勝利すればドル高是正に乗りだす可能性もある。
為替は政治の力の影響は大きい。
ドル円なら、米政権が為替に明確な意向を持てば、
日本の経済、また日米金利差などはどうでもよい。
ハッキリ言って、関係ない。
1985年のプラザ合意、超円高への誘導をご記憶だろうか。
今、麻生がトランプに会いに行っているが、その影響でこの発言を引き出した
としたら、麻生、ファインプレーだ。(笑)