バフェットの会社、バークシャーハザウェイは
いつもGWに株主総会を開く。
やはり、投資行動が最も参考になるのは、彼だ。
なぜなら、当たるからだ。
他のヘッジファンドプレーヤーなど、当代一といわれる連中は、ウオッチしていると殆ど皆、結構間違えている。
殆ど大きな間違いをしないのは、バフェットくらいしか見当たらない。
もちろん小さな間違いは、彼でもしている。
個別銘柄が注目されるが、以前も話した通り私が注目するのはマクロ観の正確さだ。
中長期の経済金融見通しを、ほぼ外さない。どう精度を高めているのだろう。
93歳、最前線で是非、130歳あたりまで、ご健在でいて頂きたい。
我々は、不世出の天才と同時に生きることができて、幸せだ。
彼のポジション、キャッシュが積み上がりまくっている。(図)
30兆円、過去最高だ。
「短期国債で5%以上回るのに、なんで株を買うのか!」
その通りだ(笑)。
その中で、日本の5大商社が選別投資されている。
金利水準から考えて、米株の高さは異常だ。
我が意を得たり。
また、彼はインフレにベットしている。
だから日本の商社株の安さにいち早く注目した。
なお彼は、財政赤字が深刻な米では今後、
法人税率は上昇するとみているとのこと。
トランプが勝てばまずは法人減税、だとは思うが、
それも長くは続かない、ということか。