5月の米雇用統計
失業率4.0%(予想3.9%)
平均時給+4.1%(左:予想3.9%)。
雇用者数+27.2万人(予想+19万人)
雇用は強い。
時給は今月も上ブレし、やはり年+4%以下には下がりにくい。
これでは、利下げは難しい。
6月、7月利下げが、これで消えただろう。
9月利下げは、最初から無い。パウエルはそう宣言している。
選挙2月前には、動かないつもりだ。
やはりこれで、年内利下げは、あっても11月か12月、しかない。
当初の私の見通し通り。
ここからは、景況が悪化し利下げしたくとも、賃金インフレが
十分収まらず、利下げ出来ない、というモードに入るのではないか。
欧が昨日4年9か月ぶりに、利下げへ転じたが、米はそうはゆかない。
私は、欧の利下げも、本当にして良かったのか、後でラガルドは
後悔するのではないか、と気にしている。
欧でも賃金インフレは十分収まっていない。
さあ、いよいよ荒れ模様、に入ってきた。