2016年の就任時、まだ現役FMだった私は
「トランプは、あの身勝手な言動では、いつか
本当に狙撃されるのでは?外遊など出来るのか?」
と、とあるリートの社長と噂していた。
13日、彼は演説中に、本当に銃撃された。
幸い重傷ではなかったようだが、耳から血が流れていた。(画:毎日)
演説会場外から、狙われた。
観衆に死者が出てしまったことからすれば、
命に別状が無いだけでも、彼は相当に強運なのだろう。
あの瞬間、首が反対を向いていたら、彼は生きていたか。
さあこれから、選挙にこの大事件がどう影響するか。
犯人が共和党員だったのが救いだ。
民主党員なら、一部のトランプ支持者は激怒し、
バイデンを狙いに行っただろう。
また、銃規制が選挙の新たな争点に浮上することになる。
これを許容するトランプ共和党は、民主党から攻撃される。
「そらみたことか」と。
ただ、トランプが同情票を集め、今後さらに選挙戦では有利になりそうだ。
昨日の米株はトランプ勝利をさらに織込み始めた。
ところで、これからの選挙演説・活動は、両候補とも今まで通りできるのだろうか。
2人とも、民衆の前に出るのは、内心恐ろしくて仕方がないのではないか。
それにしても、何が起こるか分からない。
アメリカの平和と民主主義が、徐々に崩壊へと向かっている。
残念なことだ。