bloombergが6/25にしたトランプへのインタビューを、17日報じた。記事を以下引用する。(画:bloomberg)
『トランプ氏は、米金融当局が11月の大統領選前に利下げして、それが経済およびバイデン大統領への追い風となることを控えるべきだと警告。ウォール街では、選挙前の1回を含め、計2回の年内利下げを完全に織り込んでいるが、トランプ氏は金融当局について「彼らはそれをやるべきでないことを分かっている」とコメントした。』
この記事に日経とNHKが反応している。
ちなみに、パウエルの任期26年5月まで、彼を解任するつもりはないそうだ。
早速、トランプ節、炸裂!(笑)
ケッサクだ。
まだ大統領でもなんでもないのに、大統領でも動かせない金融政策に、割って入った。
以前から私が懸念していたことで、パウエルも気にしていることだ。
パウエルは「9月は選挙の直前なので動かない」、と5月FOMCで答えている。
しかし市場は現在、90%程度の確率で、9月利下げを織込んでいる。
これでは、期待してたせっかち株式投資家はガッカリ。
さてどうなる?
トランプはまだ、大統領でもないのに、早速発言が実際に金融政策にまで影響しそうだ。
さらに、
以前からトランプは「こんな円安はmiserableだ」と、ドル安志向を
口にしているが、直近のbloombergインタビューでの発言を蒸し返し、
為替市場も、今日156円台、一段の円高ドル安に動いている。
やれやれ😥、またこの相場が始まったか。
トランプが一言でマーケットをひっくり返す、トランプ相場。
・・まだ大統領でもないのに。
彼はもうマーケットをブンブン振り回している。