神田財務官、7月末をもってご退官。
我々日本人は皆、敬意をもって、礼!m(__)m
「ありがとうございました。」
史上最強、不世出の財務官だ。過去の財務官は、誰も敵わない。
相場を読み売買タイミングを計る天才だ。神がかっている。
我々は、このような天才には、生きているうちに2度と会うことは無いだろう。
介入でどれだけ国庫に貢献してくれたか!為替で数兆円、儲けたということだ。
外貨準備を使い、国の財政に直接的に数兆円のプラスをもたらした。
為替介入とは相場の人為操作。
本来効くはずないのだが、神田さんは相場反転のタイミングを
捉えることが出来る人なので、ピンポイントにそのタイミングに
合わせて実行できる。
だから「効くはずないものが、効いている」感があるので、
投機筋が、介入に向かうポジションを「怖くて」取れなく
なってしまう、ということだ。
これからドル円がさらに円高になってから、
「あー、あの神田さんは結局、円が最も安かった時に、
最高のタイミングで連続して介入してたんだなあ。」と、
実感するのだろう。
なんかあたかも、今回のご退官がこれからのさらなる円高を暗に示しているかのようだ。
「やれることは、やっておいたから。」と無言のうちに言われているようだ。
円高が進めば、輸入インフレも収まり、日本の実質賃金もマイナスが
プラス転換し、実質消費も実質所得も増え、日本の景気も
復調に向かう姿が明確になる。
日本株も心配は無用だ、外需株から内需株にシフトすればよい。
こういうことは、書いておかないと、皆さんの記憶から偉人の偉業が失われる
ことになるので、キチンと書いておく。
通常2年の任期だが、乞われて3年、激務を全うされた。
私はこんな相場の上手い人を、今まで見たことが無い。
こんなことは、他の誰も出来ない。
こんな人が、世の中に実在するとは。
再三コラムで書いてきたが、皆さんも神田さんの凄さが分かっただろうか。
数兆円を背負う責任の重さとは、いかばかりか。
いずれは、我々の年金、GPIF100兆円の運用を、是非お願いしたいものだ。
神田財務官、3年間、激務お疲れ様でした。