7月失業率、予想4.1%に対し上ブレ、4.3%。(図)
非農業部門雇用者数、予想17.5万人に対し大幅下ブレ、11.4万人。
予想通り、悪化。予想比でも相当悪い。
米雇用環境は、急激な悪化を開始した。
昨年で学生ローンの猶予、免除が終わり、
失業手当も底を尽き、インフレで苦しむ若者が
職探しを本格的に開始し始めたのだろう。
パウエルは、この厳しい結果を事前に知っていたかもしれない。
9月に、トランプの意向を無視し、利下げせざるを得ないだろう。
米株の大幅下落は免れない。ダウ先物で一時550ドル安。一時、
ドル円は147円ちょうどまで円高、10年債金利は10bp以上下落し3.8%まで。
一気に景気後退か⁈、とマーケットに激震が走ろう。
年末に向け、米景気、米市場も一転荒れ模様となろう。
株メンターがセミナーで指摘してきた通りの展開だ。