日経平均は4451円安、31458円。1日で12.4%も下げた。(上)
TOPIX310pt安、2227pt。12.2%安。
1日の値幅で史上最大の下落幅!
下落率は歴代2位だそう。
1位は1987年10月ブラックマンデー、3835円安、14.9%安。
売買代金は8兆円に迫り、投げが投げを呼ぶ展開。普段の2倍。
セリングクライマックス、的なボリューム。
主力銘柄が皆等しく15%も下げるのは、見たことが無い。
値を見ずに売る、ぶん投げ。
「上げは100日、下げ3日。」
100日掛けて上げてきた相場も、3日でそれを
全て吹き飛ばすことがある。
上昇相場はジワジワ長く続き、
下げは短期で強烈に急落しうる。
7月末は39000円台だった、3日で8000円も下げるか。
年始の34000円も軽く下回った。
歴史に残る令和大暴落。絶句。
でも、いったい、何が起こってんの?
今日は昼食が食べられなかった。
こんなのは初めてだ。
なぜこんなに?なぜ日本株にこんなに厳しいのか。
今の株安は
物価安定、利下げ期待を受けた米金利安、それを受けたドル安円高、
と、ISM、失業率を受けた米景気悪化懸念。
全てアメリカ発の事象で、米株が大きく下げねばならないはずが、
日本株の方が激落してしまった。被害甚大だ。
週足でチャートが折れたので、回復は簡単ではない。
為替がいつ止まるか、が日本株のポイント。
円141円台入り。(下)
今晩米で、戻って帰ってきて欲しい。
オルカンを買った日本のシロウト投資家の狼狽した反対売買
が続くと、急円高が少し長引くかも。
ただ、もう止まってもよさそうだが。
円もあっさり半月で20円も動いた。
こうなると、市場の急変動は続く。
ボラティリティ(変動率)は、一旦活気づくと簡単には収まらない。
今までここ2年、平和過ぎたので、反動はキツい。
日本株売りの主体は、
外人の、先物売と現物プログラム自動売買(円高なら単純に日本株売、と反応)、
そして決算前の
機関投資家の狼狽売り
さらに、
利上げで目先好材料出尽くし、となった金融株の売り、
あたりか。
ただこれらをこなしたら、円高以外は
日本株にはもう下げる材料は無いはず。
しかし、米株はそうはいかない。
これから、コロナ大盤振る舞いの過剰貯蓄が剥げ、
消費が、景気が株安と共に大きく悪化することになる。
来年以降がさらに厳しい。
日本株も、特に外需株はそれに引き摺られるだろう。半導体が典型だ。
円安トレンドは神田さん交代と共に、終わっている。
日本株は、円高でメリットのある、内需株の時代に入る。
これも、セミナーでお伝えしていた通り。
やはり、株メンターセミナーに出ないと☺。