支持率が上がらず、目前の自民党総裁選を前に
動静が注目されていた岸田首相、ついに自ら幕引きをした。
突然の総裁選出馬断念。
止む無し。
外交では成果を出したと思うが、・・。
それにしても、サプライジングな単独行動が多い人だ。
隠れた功績は、
静かに自民党派閥政治をぶっ壊したこと、
そして、新NISAを恒久化したこと、だ!
安倍派等派閥をバラバラにした一方、
政治資金問題を解決できず、与党自民党の地位を危うくし、
自民党をも崩壊寸前まで追い込み、解決できないまま
自らの派閥も自分自身も、自分の手で亡きものにした。
途中からは、自害を覚悟で進めてきた、と思う。
ほぼ自民党全員を敵に回したのだから。
実は令和の大「ぶっ壊し屋」であった。
秘めたるものは、もの凄い。正直、恐ろしい。
確かに自民党政治も戦後来の派閥政治は脱却せねばならない。
さあ、慌ただしくなってくるぞ、相場も。
首相交代、は海外投資家が最も注目するテーマだ。
菅さんの交代の時、「次は河野太郎か」と相場が一時急上昇したのを
皆さんも覚えているだろう。あの時はすぐ下がったけど。
一度折れた日本株が、海外投資家に再度見直される、よい機会になればよいが。
で、誰が・・。
自民党は、誰なら戦えるのだろう。
「さて~、こまった~こまった」(笑 画:映画寅さんの御前様、笠智衆)。