大注目のNVIDIA5-7月決算。(左、日経:28日)
売上高、前年比約2.2倍、純利益は2.7倍。市場予想を上回ったが、先行き見通しが事前予想に届かなかったようで、株価は時間外で約7%下落。
絶好調継続なのだが、市場期待値のハードルか決算ごとに毎回高まっていて、そこに届かない結果となった。
この売上増減率の線グラフが非常に興味深い。
急成長しているが、成長の勢い、モメンタムは、2四半期前の
2023年11-1月期、で、既に伸び率のピークを打っている。
急成長しているが、成長ペースは減速しているのだ。
株価は、この業績モメンタム(伸び率)に連動する。
利益水準に対応して動くのではない。
成長株の場合、特にそうだ。
増益でも、伸び率が鈍化すれば、株価上昇の勢いは失われる。
AI半導体革命は続くし、当面NVIDIAの業績もさらに今後成長するだろうが、
企業自体が大きく成長したため成長モメンタムの再加速は難しく、株価も相応の反応だろう。
2024年08月27日 - 米ヘッジファンドの危険な兆候 GAFAM売⇔NVIDIA買
ヘッジファンドたちはどうするのだろう。
米で半導体株の先行指標と言われる企業がある。
スーパーマイクロコンピュータ、という会社(コード:SMCI)。
会計資料発表の延期、で直近下げが加速しているが、
その前から、株価は完全に終わっている。
(上:スーパーマイクロコンピュータ 週足均衡表)
それにしても、キレイなチャートだ!
週足均衡表が、見事にfitしている!!
美しい!!!
これをみて、「実に美しい!」と感じられるように、皆さんにもなって欲しい。
どうすれば、・・・。
日々、毎日毎日、多くの画を観る、そしてfitしている画を探す。
それのみである。努力、のみ。