先月、暴落のきっかけとなった
米ISM製造業景況感指数、今回も
事前予想47.5に対し47.2と下振れ。
先月は事前予想48.8→46.8と下振れし
大幅悪化したが、そこより下にはならなかった。
ただ好不調の分かれ目、50を下回る推移が続く。
この指数は今まで、米景気の先行きを的確に示してきた。
だから注目され、市場も反応する。
米の景気減速は軽微、との意見も多いがやはり、
景気の先行きには不安があることを示している。
マーケットは8月の悪化が一時的、と楽観したかったようだが
そうはゆかないかもしれない。
原油、銅、LNGなど、商品市場が同時に大幅下落している。
半導体のSOX指数も6%近い急落、NVIDIAは7%近い下げ(3日23:55)。
これは、米の景気後退リスクを織込み始めた可能性がある。
今週末6日の雇用統計が、また、大注目となってしまう。
悪ければまた、暴落なのか。
先月の円高パニックは、円売りポジションが整理されたので
もう起こらないから、為替につられた日本株は、8月の再来はないと思うが。
今度は、本家の米株の番、か。