前回暴落の引き金となった9月米雇用統計、雇用者数が若干弱かっただけだが、
米株は上昇した後、金利が低下したのに大きく下げてしまった。
8月暴落の当初に懸念した通り、9月まで厳しさが尾を引くようだ。
先週39000円まで戻りもう平気かと思ったが、そこまでだった。
米金利低下でドルも売られ円高、一時141円台まで。
やはり残念な9月、例年通りの弱さだ。
毎年のパターンでは、9月が12か月の中で最も弱い。
3、9月の決算月は、決算前に期日を迎える借入や、
証拠金の返済期日を迎えることなども多く、
何かとクレジット関連でデフォルト等の話題も出やすい。
今月は株安、円高の進行にまた気を付けねば
ならないようだ。
ただ8月とは違う。あのパニックは連続して起こる事はないと思う。
もう円売りの投機的ポジションは整理されている。
普段買いにくい割高な日本株の割安な銘柄があれば、タイミングを見計らう
1つの機会となるかもしれない。
ただ、米景気の先行きに対し私は楽観していない。
来年米景気に懸念、となれば日本株にも影響はある。
そこを気を付けて欲しい。
少なくとも米株にはリスクがあると思っている。
好調な決算後のNVIDIAの株価は怪しい。 (上 日足)
17日のFOMC利下げが0.25%にとどまり、
0.5%を期待する向きから「な~んだ」、・・とか。