常磐興産(常磐ハワイアン 運営会社;9675)を米不動産ファンド、フォートレスが買収。
フォートレスと言えば、インヴィンシブル投資法人のスポンサー
として、2011年、アベノミクスが始まる前にベストタイミングで
Jリート業界に参入してきた米大手不動産ファンドであり、
日本の不動産投資市場では知らない人はいないほどのメジャープレイヤーだ。
私は10年以上前に、山下明男 現社長に直接対面取材をしたことがある。(上)
当時は住宅、ホテルに着目し物件を買い集めていた。
安値買いのタイミング、目の付け所、ともピカ1の企業だと思う。
今、同社が狙うのが、リゾート施設、レジャー施設だ。
2021年にはアコーディアの持つ170もの日本のゴルフ場をまとめて約4000億円で
購入し最大手となり、また今年5月、宮崎のシーガイアもセガから買収したそうだ。(日経)
リゾート施設等についてはFORTRESS自身に運営ノウハウもあるとのことで、
ゴルフ場と温浴施設の一体開発、などの新たな事業展開も期待できそうだ。
日本のレジャー・リゾート施設が静かに脚光を浴びている。
ちょうど売りたいオーナーも居るタイミングだ。
さすが先の見えている投資家は、違う。
FORTRESSの投資、全くもって、同感だ。
時代は変わった、面白い時代になって来た。