トランプは6日、ミサイル攻撃をしてきたイランへの報復として、イランの核施設を攻撃すべきだと述べた。
なぜこんな過激過ぎる発言をするか。
今のトランプは、危機を煽る発言をするだけで、大統領でもないのにマーケットを動かすことが出来る。
バイデンの任期中にこうして煽って株価を下げたり、また
原油価格を高騰させインフレを再燃させて、それを
現職バイデン民主党のせいにすることができる。
大統領に返り咲けば、恐らくしない発言だと思う。
一方イスラエルでは、ネタニヤフが一段と激しい攻撃を、
米選挙直前のこの時期に仕掛けている。
これは、現職の民主党を不利にするため、とも言える。
現副大統領のハリスにとって、戦況悪化は明らかにネガティブだ。
トランプとネタニヤフは、つながっている。
娘イバンカと婿のクシュナーは、ユダヤ教徒だ。
ネタニヤフ家とクシュナー家は、家族ぐるみの親交があるのだ。
だから、トランプは任期中に、現職大統領として初めて、
ユダヤ教の聖地「嘆きの壁」を訪問している。
(画:CNN 2017年)
足元のイスラエルの戦闘激化と、トランプの発言は、
なんかつながって見える。
これが、トランプの仕掛ける、オクトーバーサプライズ、なのか。