かの神田元財務官、今日2日から日経夕刊連載!
皆、読むべし。(「人間発見」)
次期アジア開銀総裁。なんと同い年!
希代の財務官、その博学ぶりは有名。
介入で見せた驚異的な運用力、相場予知力は、努力の賜物。やはり天才、秀才だ。
経済統計のクセも把握し補正する力も備えているとのこと。
教えて欲しい(笑)。
「(20年以上前から)折に触れて市場の研究をしてきました。」
・・”市場の研究”だ。経済・金融の勉強、ではない。
この違いの、意味が分かるだろうか。
マーケットをとことん知り尽くそうとしたのだ。
そこに注力してきた私にとって、非常に重い言葉。
ここが、最後儲かるか否かの差となる。
あの驚異的な人間離れした相場予知力は、やはり本物の実力だ。
やはり、そうなのだ。マーケットをとことん研究されたのだ。
さらに、またヘッジファンド、機関投資家、投資銀行など
相場を動かすプレーヤーとの長年の知己もあるとのこと。
「為替介入では(彼らが)追随して(ドル売りして)くれる場合があり、
効果が何倍にもなる」とのこと。
これはとんでもないコメント!!
もちろん介入をいついくらでやる、とは
神田氏は対外的に言わない。
ただ、それだけの交流があれば、長年の付き合いのある
ヘッジファンドや大手投資家ならば、対話から
彼に”相当な覚悟がある”、とか、
”この辺りから円安は許さない”とかの感触は
得られるはずだ。
だから、介入に動いたら、彼らが一斉にそれに乗って相場を
獲りにゆくことは、当然考えられる。
この”関係”が、為替介入の効果を非常に大きくした
ともいえる、と神田氏は自ら認めているのだ!
これはとんでもないことだ。
元神田財務官は、実はドル円相場のフィクサー、
大ボスだったということになる。
自分の相場観通りに、大手投資家達を動かした、ということだ。
市場のことをここまで知り尽くす財務官は過去にいない。
やはり是非、わが国年金GPIF100兆円を運用し頂きたい!
神田氏、我が国の宝である。アジア開銀総裁、ではもったいない。
明日も夕刊、読むべし。