
ドル円は152円台前半まで。(週足)
イメージ通り、高値161円を試すことなく
反転し、円高方向へと完全に向きを変えたようだ。
円安終了は、昨年末から株メンターが
講義で皆さんに伝えてきた通り☺
「また当てたかな(笑)」
トランプ就任を機に、ドルは高値をつけた。(図)
やはり、トランプ時代とは
「ドル高にはならない時代」
ということかもしれない。
前回(2016-2020)は、そうだった。
一方で日本についても、足元の日銀の物価認識が変化しつつある。
インフレが定着しつつあり、物価抑制のための利上げの
必要性が高まっているのだ。
為替相場に関係なく、利上げを結構なピッチで
今後も続けるかもしれない。
この認識変化も、円高材料だ。
日本の10年債金利は5日、2011年以来のの1.3%を付けている。
円高は、日本株にとってマイナスばかりではない!
円高になれば輸入インフレは鎮静化し、大幅な金利上昇は
回避できるし、実質賃金もプラス基調に転換できる。
内需株中心に、日本株も堅調に推移できる可能性が高まる。
今後は穏やかな、緩やかな円高が望ましい。