トランプ大統領、
矢継ぎ早な関税政策に、一番ビビッているのは、
メキシコ人でもカナダ人でも日本人でもなく、
自国民ではないか!
自らインフレを加速させ、中間選挙で負けにいくのか。
自国民をおびえさせてどうする。
インフレを起こして勝てる大統領は、いない。
マーケットも大きく反応した。
21日はNYダウ740㌦安、円は一時148円台。
金曜21日は、ミシガン大期待インフレ率(右:5-10年)も
1年先インフレ率(左)に続き、急上昇。
30年ぶりの高さまで跳ね上がった。
さらに同日、S&Pのサービス業PMI(景気指数)も
49.7と、前月の52.9から急低下し好不調の境目の50も割れた。
また先週は、
米ウォルマート決算(20日発表)の通期利益見通しが、
市場予想を下回り、株価は一時7%安。
不透明な経済環境の影響が重し、とのことだ。(bloomberg)
矢継ぎ早の関税、慌てて行っているが、
何が狙いか・・。
もしかすると、毎度のトランプ劇場、かもしれない。
今後マーケットの下落が続いたら、
トランプは、関税政策を突如やめる可能性すら、
あるかもしれない。
一旦無理な政策で悪くして、それをやめて株価が上がると、
「ほら俺のお陰で良くなった、我が功績」と言いたいのか。
市場が下げたら急に態度を変える、などはお手のもの。
マーケットは、彼の通信簿、なので(笑)。