
中国人民銀行(中央銀行)は2月に4カ月連続でまた、
金保有を増やした。(Bloomberg)
昨年は
それまでのトリプルトップ、2090を突破させる
原動力となり、4月の2400強まで買って、
その後は半年買うのを止めていた。
2500㌦より上は半年、買いを止めていたのだ。
しかし、足元で昨年11月以降、2600~2900㌦でも
また買い始め、今も最高値を買い続けているとは、
どういうことか。(図 NY金:月足3年)
私は、この金の投資には、中国の本当の”気持ち”が
表れているかもしれない、とみている。
以前も指摘した通り、中国が
焦っているように見えてならないのだ。
では何を焦っているのか。
無論、分からない。
ただ、中国は
まだ上がる、あるいはまだ上げる、と
考えているに違いない。
近々、年内にも中国由来の地政学リスク等が
起こる可能性は、相応にあると想定せざるを得ない。